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台風で論戦 野党が二階幹事長発言を追及

2019年10月15日 13:09
台風で論戦 野党が二階幹事長発言を追及

国会では自民党の二階幹事長が台風19号の被害について「まずまずには収まった」と発言したことについて、野党側が首相を追及した。

安倍首相は、二階幹事長の発言に対する見解を問われ、「この程度でよかったということは全くない」と述べた。

立憲民主党・杉尾議員「信じられない発言だというふうにも思いますし、私には憤りしかございません。総理も何か一言あってしかるべきなんじゃないでしょうか、いかがでしょうか」

「詳細について承知をしておりませんからコメントはできませんが、私たちはですね、とにかく、この程度であればよかったということは全くないわけでございまして」-安倍首相はこう述べた上で、政府は「この瞬間も全力を挙げて対応している」と強調した。

また、杉尾議員は各地で堤防の決壊が相次いだことを受けて、「堤防自体の耐久力が弱かったのではないか」と指摘した。

これに対し、赤羽国交相は「近年の気候変動により災害の頻発化、激甚化、被害規模の甚大化を改めて認識した」と述べ、状況変化に合わせた治水施設の整備の検討を進める考えを示した。