立憲民主党と国民民主党など野党の合流新党の党名と代表を決める選挙が１０日午後、行われます。

一騎打ちに臨む立憲民主党の枝野代表と国民民主党の泉政調会長は、支援する議員たちを前に意気込みを語りました。

立憲民主党・枝野代表「ぜひ皆さんのお力、最後までお借りをしてきょうの午後の代表選挙を勝ち抜かせていただきたい」

国民民主党・泉政調会長「私たちは権力者の方を向く政治ではなく国民の方を向く政治、これをしっかり作り上げていこうではありませんか」

１０日午後１時から代表選挙が行われる合流新党ですが、自民党総裁選挙の陰に隠れ、ＮＮＮと読売新聞が週末に行った世論調査でも「期待しない」と答えた人が５８％にのぼりました。

さらに代表選では党名は立憲民主党、代表は枝野氏となるのが有力で、党内からでさえ「何も変わらない」との声も上がっています。

また、この新党には国民民主党の２２人が不参加を決め、野党が分裂した状況は結局、変わらないままです。

この秋にも新しい首相が解散総選挙に打って出るとの観測も広がっていて、野党共闘をどう進めるかも引き続きの課題です。