国会本格論戦スタート「防衛増税なら衆院を解散すべき」野党が追及…岸田首相「適切に判断」
国会での本格論戦がスタートしました。立憲民主党の泉代表は、防衛増税をするのであれば衆議院を解散すべきと迫りました。
泉代表は、岸田政権が掲げる防衛力強化に伴う増税について、「国会での議論なしの乱暴な決定」と批判しました。その上で、防衛増税を行うなら衆議院を解散し、国民の信を問うべきと迫りました。
これに対し、岸田首相は「適切に判断していく」と述べただけでした。
少子化対策も議論になりました。
立憲民主党・大築議員「岸田政権は子どもファーストではなく『防衛費倍増ファースト』『防衛増税ファースト』の『子ども政策後回し政権』です。いつまでに今回の少子化対策を財源とセットで策定するのですか」
岸田首相「今の社会において必要とされる、こども子育て政策の内容、これを具体化し、6月の骨太方針までに、将来的なこども子育て予算倍増に向けた大枠を提示いたします」
立憲民主党の大築議員は少子化対策の財源を示すよう求めましたが、岸田首相は具体的な回答はしませんでした。