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埼玉県で起きた道路陥没事故うけ 道路の下に空洞がないかレーダーで調査 福島市で報道公開

2025年2月21日 18:58
埼玉県で起きた道路陥没事故うけ 道路の下に空洞がないかレーダーで調査 福島市で報道公開

埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故をうけ、福島市は、道路の下に空洞がないか、レーダーを使って調べる現場を報道陣に公開しました。

調査は福島市から委託された企業が行い、車に搭載した専用のレーダーを道路に当てることで、陥没の原因となる空洞の存在を調べることができます。

21日に調査が行われたのは、福島市桜木町を通る市道=500メートルで、この道路の地下には設置してから50年が経過した下水道管が通っているということです。

福島市は、2019年度からレーダーを使ったこの調査方法を採用していて、災害時に活用される「緊急輸送路」や主要道路を優先に毎年度5キロほどの市道で空洞化の調査を行っています。

■福島市道路保全課 野地正行課長
「福島市は毎日道路パトロールを実施していて、常に市民の安全を守っているが、地下の空洞はわからないので、こういうレーダー探査車を使って市民のみなさんがより安心して道路を通行できるように努めていきたい」

市は、普段利用している道路が急激に沈下するような異常があった場合は、速やかに連絡してほしいとしています。

最終更新日:2025年2月21日 18:58
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