徳島県の名産品「御膳みそ」が地域ブランドとして国が認定する「GI＝地理的表示保護制度」に登録されました。

この「地理的表示保護制度」は、国がその地域ならではの風土や伝統が育んだ農林水産物や食品の名称を知的財産として保護するものです。

県内では、徳島すだちや木頭ゆずなどに続く4例目となり、「GIマーク」という認定マークが与えられ保護されます。

「御膳みそ」は主原料のうち米麴の割合が高く、甘味と爽やかな香りが特徴で、阿波藩主であった蜂須賀公の御膳にだされたことが名前の由来とされています。

県味噌工業協同組合が2023年11月に農林水産省に登録を申請し、学識経験者からの意見聴取などを経て登録されました。

県味噌工業協同組合は「古くから地域に愛され、親しまれてきたものが評価され嬉しい、今後は国内に限らず海外に向けてもPRしていきたい」と話しています。