【解説】「マイナ免許証」にするメリット・デメリットは?
今後、運転免許証の持ち方は3パターンから選ぶことができ、手続きをせずこれまで通り免許証のみ、「マイナ免許証」のみ、またはその両方のいずれかです。
「マイナ免許証」にすると、住所変更などのワンストップサービスや更新手数料の値下げといったメリットがあります。
優良運転者と一般運転者は、オンラインで24時間いつでもどこでも講習が受けられるようになります。
視力検査や写真撮影は、今まで通り免許センターで行う必要がありますが、更新手続きの時間短縮が期待されます。
一方、「マイナ免許証」を取得するタイミングに注意が必要です。
「マイナ免許証」にしても、マイナンバーカードと運転免許証の有効期限は別々で、現在はマイナンバーカードを更新すると免許証の情報は反映されず、再び一体化の手続きが必要になります。
反映されるシステムになるのは、2025年秋頃の予定で、警察庁はそれまでにマイナンバーカードの有効期限を迎える人は、先にマイナンバーカードを更新し、その後マイナ免許証の手続きをするよう呼びかけています。