松江駅前デザイン会議で市民アンケートの結果を報告 「店舗の充実」を優先的に取り組んで欲しいと求める声が半数に 島根県松江市
島根県松江市の一畑百貨店の閉店を受け発足した松江駅前デザイン会議。3度目となった5月27日の会議では、松江駅周辺に関する市民アンケートの結果が報告され、多くの人が店舗の充実に優先的に取り組んで欲しいと回答したことがわかりました。
アンケートは15歳以上の市民3000人に対して行われ、松江駅の利用目的は買い物だと答えた人が最も多く38.6%に。「店舗の充実」を優先的に取り組んで欲しい人が約半数という結果となりました。課題としては、車で訪れにくいため、駐車場の見直しを求める声が多かったということです。
また会議には、長崎駅周辺のデザインに携わった設計者らが出席。利用しやすい駅を作るには、JRや県、市そして周辺施設の関係者らが一体となって駅作りをすることが重要だと強調しました。
松江駅前デザイン会議では、今年11月をめどに駅周辺の新しいデザインと一畑百貨店の跡地の利用方法を提案する考えです。