飯田市で野鳥から鳥インフルエンザ 簡易検査で陽性反応【長野】

飯田市内で発見された死んだ野鳥1羽から鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたことがわかりました。
県によりますと、18日に飯田市内の中山間地で「畑の中で鳥が死んでいる」と住民から市役所に連絡がありました。
死んでいたのは野生のノスリ1羽で、簡易検査をした結果A型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。大量死などをもたらす高病原性の鳥インフルエンザウイルスについては、まだ確認されておらず、今後遺伝子検査を実施するということです。
環境省は、発生地点の半径10キロ以内を「野鳥監視重点区域」に指定し、県はパトロールや感染防止対策の徹底を呼び掛けるとしています。「重点区域」にある2つの養鶏場では、いまのところ異常は確認されていないということです。
最終更新日:2025年3月19日 13:19