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南陽市の大規模火災の山林 専門家の意見踏まえ県と市が連携して復旧へ

2024年5月22日 16:14
南陽市の大規模火災の山林 専門家の意見踏まえ県と市が連携して復旧へ

山形県南陽市で5月4日に発生した大規模な山林火災について吉村知事は22日、専門家の意見を踏まえ南陽市と連携して復旧に取り組む考えを示しました。

南陽市宮内の「秋葉山」で5月4日に発生した山林火災では焼失面積がおよそ137ヘクタールまで拡大し、県内最大規模となりました。
5月16日には吉村知事がヘリコプターに搭乗し、火災現場などを上空から視察しました。
定例会見で吉村知事は今後の対策などについて次のような考えを示しました。

吉村知事「専門家の意見を踏まえ県と市町村で連携して復旧作業に取り組みたい。今後の健全な森の回復、山形県の豊かな森が再生するようにしっかりと取り組んでいきたい」
一方、県内のサクランボの作柄調査の結果が21日発表され、ことしは実が2つくっついて生育し商品として出荷できない「双子果」が多い影響で、予想収穫量が平年よりも「やや少ない」と見込まれることが明らかになりました。

吉村知事「平年を下回る予想になったことは大変残念。これからの気候変動も心配ではあるが生産者にはおいしいサクランボに育ててほしい」

また、吉村知事は気候変動に応じサクランボの栽培に適した場所を記した「適地マップ」の作成を検討していきたいと述べました。

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