ミナミの「グリ下」に居座り防止の「塀」設置 犯罪やトラブル相次ぐ 行き場ない若者の支援も 大阪
来月の万博開幕を前に大阪・ミナミのいわゆる「グリ下」に、居座りを防ぐための塀が設置されました。
ミナミのグリ下に設置されたのは、高さ2.4メートルの「塀」で、約17メートルにわたって続いています。
「グリ下」は、未成年を含む若者が集まり、犯罪やトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいて、大阪市は、万博に向けて、人が通れるスペースを確保しながら、座り込りを防ぐため、塀の設置を決めました。
大阪市建設局 安藤大輔課長
「これだけで十分ということではない。区役所や福祉局など関係部署が連携して取り組んでいくことが必要」
塀は万博閉幕後に撤去する予定ですが、引き続き、座り込みを防ぐ対策を取るということで、大阪市はNPО法人などと連携し、行き場のない若者の支援も進めたいとしています。
最終更新日:2025年3月26日 3:01