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「新しい気持ちで臨みたい」東京パラリンピック・金メダリスト木村敬一 2大会連続“金”へ意気込み

2024年8月28日 17:08
「新しい気持ちで臨みたい」東京パラリンピック・金メダリスト木村敬一 2大会連続“金”へ意気込み
2大会連続金メダルを目指す木村敬一選手
2大会連続の金メダルを目指す競泳木村敬一選手がフランス・パリで意気込みを語りました。

東京パラリンピック・競泳男子100mバタフライS11(視覚障がい)で悲願の金メダルを獲得し、さらに男子100m平泳ぎSB11でも銀メダルを獲得した木村選手。「順調にコンディションは整ってきて、いよいよ試合だなっと思っています」と自身の調子について語りました。

23日に選手村に入った木村選手は「世界中からたくさんの選手が集って、その瞬間のために準備してきたものをぶつけ合うわけなので、熱気とか。その一方で4年に1度の祭典ですので、それを楽しんでいる選手たちの空気感の中で我々も気分が上がってきている」と話しました。

今回5度目のパラリンピック出場となる木村選手。「すごく新しい気持ちで来ていて、一度金メダルをとった後なので、新しい気持ちでいるつもり」「新しい挑戦もしながらの大会なので今までの積み重ねというよりは、もちろん積み重ねてきた経験がいかせるところがあるかもしれないですけど、1人の選手として新しい気持ちで臨みたい」と意気込みを語りました。

木村選手は前回の東京大会では悲願の金メダルを獲得することができたが「金メダルを取るまでは負けない戦いをしたかったわけですけど、(今回は)負けないというよりは、『新しく挑戦して勝ちにいく』っていうような気持ち」と口にすると「生まれつき目が見えないですけど、視力のあった選手たちに対して、技術力をしっかりつけていけるんだっていうことを示せるレースがしたい」「しっかりと自分のやってきたトレーニング、練習というものの成果をしっかりと発揮して金メダルを目指して頑張りたい」と目標について話しました。