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【競泳】“オリ・パラ”二刀流を目指す石原愛依 五輪選考会に専念へ「パラリンピックに出場するのは難しい」

2024年2月27日 6:00
【競泳】“オリ・パラ”二刀流を目指す石原愛依 五輪選考会に専念へ「パラリンピックに出場するのは難しい」
練習を行う競泳・石原愛依選手
競泳石原愛依選手が26日、神奈川県にあるアリーナつきみ野スポーツクラブで練習を公開しました。

石原選手は、小学生時代から世代別の全国大会で優勝し、高校時代には世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得するなど活躍。しかし、21年秋に目の病を発症し視野が狭まり普通に泳ぐことも難しい状況ながら競技を継続してきました。そして、23年3月にはパラ水泳の大会にも初出場し日本新記録を樹立しました。

24年はパリ五輪とパラリンピックを同時に目指すことを表明していて、日本人初の“オリ・パラ”同時出場を目指していました。

しかし、「パラリンピック出場に必要なクラス分け認定などが取得できていないためパリパラリンピックに出場することは難しい。そのためパリ五輪の選考会をメインに練習を取り組んでいます」と現状を語りました。

今後は3月9日より始まるパラリンピック選考会に出場した後、17日より始まる五輪選考会に向けて取り組む予定です。

また、3月に神奈川大学を卒業する石原選手。24年度からはauフィナンシャルホールディングスに所属することを発表しました。メンタルサポートコーチとしてロンドン五輪、リオ五輪の2大会連続で200mバタフライ銅メダルを獲得した星奈津美さんが務めることとなりました。星さんは、東京パラリンピック男子100mバタフライで金メダルを獲得した木村敬一選手のタッパーをつとめました。

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