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「不当である」全仏・加藤未唯の失格にプロテニス選手協会が声明 抗議は「外部からの影響」か

2023年6月7日 12:21
「不当である」全仏・加藤未唯の失格にプロテニス選手協会が声明 抗議は「外部からの影響」か
加藤未唯選手、撮影4月(写真:アフロ)
テニス全仏オープン女子ダブルスでの、加藤未唯選手の失格処分に関して、プロテニス選手協会が日本時間6日に「不当である」と声明を発表しました。

4日に行われた女子ダブルスの3回戦で、加藤選手がコート外へ出そうとしたボールがボールパーソンに直撃。当初は警告のみでしたが相手ペアが猛抗議すると、判定が覆り失格の判定。今大会の賞金とポイントを剥奪されていました。

これに関してプロテニス選手協会が声明を発表。

「処分は不当で不公平。この件は偶然であり、決して攻撃的なものではなかったことは明白。失格などの決定は、外部からの影響を受けることなく、公平かつ公正に行わなければならない。最低限、賞金とポイントを回復させるべきだ」と処分の不当さを主張しました

SNSで発表されたこの声明には「激しく同意します!」、「正義」など支持する声が上がり、また抗議した相手ペアに対して「これを読んでいるか?」、「“外部からの影響を受けずに”に同意」などの声も上がっていました。

プロテニス選手協会はエグゼクティブディレクターをアハマド・ナサル氏が務め、選手実行委員会にはノバク・ジョコビッチ選手らが名を連ねています。