全仏オープンに出場している加藤未唯選手がSNSでファンからの応援に感謝の思いを綴りました。

加藤選手は大会8日目の女子ダブルスで、第2セット3-1で迎えた第5ゲーム途中で失格となりました。

加藤選手がポイント間に相手コート側に打った球がボールガールに当たってしまい、泣いてしまったボールガールに声をかけたり、パートナーのA・スーチャディ選手と状況を説明したりしますが失格で敗退は変わらず、涙する加藤選手はスーチャディ選手に慰められコートを後にしました。

日本時間5日には加藤選手がSNSで「今日の不幸な事故のために、ボールガール、私のパートナーのアルディラ（スーチャディ）とチーム、そして私のサポーターに心から謝罪したいと思います。それは完全に意図的ではありませんでした」と謝罪し、全仏オープンでの賞金とポイントを没収されるペナルティを科されたことを報告しました。

すると、「謝罪は必要ない。あなたは何も間違ったことはしていない」「あなたはいつも素晴らしい姿勢でプレーしています」など、世界中から応援のメッセージが寄せられました。

混合ダブルスを控えた翌6日、加藤選手は「皆様の変わらぬご支援に感謝申し上げます。私は世界中のポジティブなエネルギーを受け、私の精神を大変高めてくれました！今は混合ダブルスの準決勝に進み、そのポジティブなエネルギーを少しでも使って勝利したいと思います！」とファンへの感謝を綴りました。

言葉通り、混合ダブルス準々決勝ではブラジル組を7-6、6-2で破って4強入りを決めています。