先輩・寺本明日香から「決勝頑張ってね」で奮起 体操新女王に17歳の笠原有彩(ありさ)
最終種目ゆかの演技をする笠原有彩選手 (写真:西村尚己/アフロスポーツ)
体操女子日本一を決める、全日本個人総合選手権決勝が23日、東京体育館で行われました。
今大会、予選で畠田瞳選手が引退、平岩優奈選手が敗退など、東京五輪女子団体メンバーの決勝進出はありませんでした。
新星の活躍が期待されるなか、輝きを放ったのは予選を3位で通過した高校3年生17歳の笠原有彩(ありさ)選手。
予選で現役最後の演技を終えたクラブの先輩・寺本明日香選手から「決勝頑張ってね、楽しんで!」と伝えられたといいます。
2種目、得意の段違い平行棒ではひねり技からイェーガー宙返りの連続を決めると、Eスコア(演技の完成度を表す)で全体トップの8.133をマークします。
続く平均台では、先に演技した選手が相次いで落下をするなか、笠原選手は安定したアクロバットを見せると、最後の後方2回半ひねり下りでも着地をまとめ、全体4位の13.500をマークし、最終種目を残してトップに立ちます。
最後のゆかでは、ラインオーバーのミスはあったものの、予選・決勝通して大きなミス無く終えた笠原選手。2日間の合計が106.230と全日本選手権初優勝に輝きました。
笠原選手は「まず(予選6位以内の)1組に残って決勝に出られたことが自分の中ではビックリで、優勝できて今は素直にうれしい気持ち」と喜びを表しました。
今大会、予選で畠田瞳選手が引退、平岩優奈選手が敗退など、東京五輪女子団体メンバーの決勝進出はありませんでした。
新星の活躍が期待されるなか、輝きを放ったのは予選を3位で通過した高校3年生17歳の笠原有彩(ありさ)選手。
予選で現役最後の演技を終えたクラブの先輩・寺本明日香選手から「決勝頑張ってね、楽しんで!」と伝えられたといいます。
2種目、得意の段違い平行棒ではひねり技からイェーガー宙返りの連続を決めると、Eスコア(演技の完成度を表す)で全体トップの8.133をマークします。
続く平均台では、先に演技した選手が相次いで落下をするなか、笠原選手は安定したアクロバットを見せると、最後の後方2回半ひねり下りでも着地をまとめ、全体4位の13.500をマークし、最終種目を残してトップに立ちます。
最後のゆかでは、ラインオーバーのミスはあったものの、予選・決勝通して大きなミス無く終えた笠原選手。2日間の合計が106.230と全日本選手権初優勝に輝きました。
笠原選手は「まず(予選6位以内の)1組に残って決勝に出られたことが自分の中ではビックリで、優勝できて今は素直にうれしい気持ち」と喜びを表しました。