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箱根優勝・駒澤から7人出場 箱根欠場の1年生・佐藤圭汰が力走 都道府県男子駅伝

2023年1月23日 15:08
箱根優勝・駒澤から7人出場 箱根欠場の1年生・佐藤圭汰が力走 都道府県男子駅伝
3区で活躍をみせた駒澤大学・佐藤圭汰選手
◇全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(22日、広島)

平和記念公園前をスタート・フィニッシュとし、全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(以下、全国男子駅伝)が3年ぶりに開催。中学生から大学生・社会人までが一堂に会し、7区間48kmをタスキでつなぎました。

長野県が2時間17分10秒の大会新記録を打ち立てて、史上最多9回目の優勝を成し遂げた今大会。3区と7区は、社会人(大学生を含む)競技者となっており、多くの大学生ランナーが出場しました。

今年の箱根駅伝を制した駒澤大学からは7人が出場。3区には5選手が登場しました。その中で最も目立った活躍を見せたのは、1年生の佐藤圭汰選手(京都)でした。箱根駅伝は3区で準備していたものの、12月30日に胃腸炎になり、出場を見送りました。「箱根の後は7日まで休んでいて、徐々に上げていったのですが、そんなに追い込んだ練習はしていませんでした。トップに立てたことは良かったんですけど、区間賞と区間記録を目指していたので、達成できなかったのは実力不足だなと感じました」

自身にとっては納得のいく走りではありませんでしたが、トップと26秒差の2位でタスキを受けると、終盤に京都府の目片将大選手(青山学院大学4年)を抜いて先頭に立つ活躍を見せました。区間順位も4位と駒澤大学の選手では最も良い記録でした。

千葉県の篠原倖太朗選手(2年)も、佐藤選手に1秒差の区間5位と好走し、3人を抜いて3位に押し上げました。また、主将の山野力選手(4年・山口県)、箱根6区区間賞の伊藤蒼唯選手(1年・島根県)、箱根初出場を目指す篠川史隆選手(3年・高知県)も3区で力走を見せました。

最終7区には、弟・海晴選手と共に兄弟出場を果たした安原太陽選手(3年・滋賀県)、4年生の東山静也選手 (富山県)が出場しました。
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