強化方針を巡り、選手と協会の溝が深まっている全日本テコンドー協会だが、８日の理事会を前に岡本依子副会長が胸の内を明かした。

岡本副会長「選手が安心して練習に臨めるように、きょう決めてしまわないとあかんと思ってます」

この問題は、テコンドー協会の強化方針を巡り、選手側が協会に改善を求めているもので、今月１日、選手側と協会側の協議会が行われたが、一部の選手が途中退席するなど、話し合いは紛糾した。しかし、協会側の金原昇会長は、協議会は「有意義だった」と強調し、８日の理事会で改善策を検討するとしていた。

一方、選手側の岡本副会長は、強化委員会の解散や理事の総辞職を提案する可能性も示唆した。

岡本副会長「今までずっと私たちがやってきた責任があるので、私たち理事会自体も解散しないといけないと思う」