羽生結弦4年ぶり世界一へ SP首位発進
フィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)、男子ショートプログラムが現地時間25日に行われ、羽生結弦選手(26)が106.98点をマークして首位発進。4年ぶり3度目の世界一へ好スタートを切りました。
羽生選手は演技前半の4回転サルコー、4回転と3回転の連続トーループを確実に決めると、後半のトリプルアクセルでは高い出来栄え点を獲得するなど、全てのジャンプを成功させます。
さらにプログラムに含まれている3つのスピンでも最高評価のレベル4を獲得。貫禄の演技で2位に6点以上の差をつけトップに立ちました。
演技後、羽生選手は「あと1日またあるので、万全な体調にしてから自分が目指している演技をひとつ残らずここに置いていけたらと思います」と、勝負のフリーへ向け決意を語りました。
男子フリーは現地時間27日に行われます。
写真:Raniero Corbelletti/アフロ