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オリックス宮城 球団64年ぶりの快挙

2021年3月28日 0:35
オリックス宮城 球団64年ぶりの快挙

オリックスの2年目・宮城大弥投手(19)が、西武との試合(メットライフドーム=27日)で先発し、今季初勝利しました。

オリックスの先発・宮城投手は、「とても緊張したんですけど、思った以上に自分のピッチングができて良かった」と、強力な西武打線を相手に140キロ台中盤のストレートと、120キロ前後の変化球で6回までに7奪三振の好投を見せます。

しかし7回、ヒットとエラーなどで2アウト満塁のピンチを背負うと、西武の9番・若林選手(22)にデットボール。これで1点差に詰められます。

それでも「ここで気持ち切らしたら大量失点になると思ったので集中していた」と、1番の金子選手(30)を104キロのカーブでショートフライに打ち取った宮城投手。7回8奪三振2失点の好投で今季初勝利をあげました。

試合後、宮城投手は「真っすぐも強さがあり、変化球で緩急をつけて自分らしいピッチングができた。次もそこをもっと生かせるように頑張りたい」とコメントしました。

開幕カードで10代の先発投手が勝利投手になったのは、球団史上64年ぶりの快挙です。