スピードスケート村上右磨 本番会場のリンクは「相性がいい。金メダルを目指したい!」
北京五輪スピードスケート男子500m日本代表の村上右磨選手(29)が1日、本番会場で公式練習に臨みました。
2021年12月に行われたワールドカップ第4戦・カルガリー大会で銅メダルを獲得した村上選手。「ここのリンクはカルガリーのスタッフさんが作っているらしい」との情報を明かした上で、カルガリー大会で自己ベストを出したことから、「相性のいいリンクなのかなと思います」と語りました。
「ワールドカップ期間中はあまりスケーティングの調子がよくなかったので改めて一つ一つ丁寧に、振り返りながら練習をしてきた」という村上選手。「シーズンはじめは調子が下がったものの現在は上がってきていてよいところでキープできているのかな」と好調ぶりをアピール。
また、1998年の長野五輪で清水宏保さんが獲得して以降、男子500mで日本選手が金メダルをとれていないことに関して「自分自身、最高のパフォーマンスができれば、金メダルっていうチャンスもあると思うんで、宏保さん以来の金メダルを目指していきたいなと思います」と、金メダルに対する志を語りました。
そして、レース本番に向けて「オリンピックに出たくて出られたわけですけど、レースとしては意識しないで自分の最高のスケーティング、最高のパフォーマンスを出せるよう浮き足立たず、一歩一歩しっかりやっていきたい」と抱負を口にしました。