空手・形 金の喜友名諒「歴史に刻んだ」
東京五輪の新競技、空手男子・形で金メダルを獲得した喜友名諒選手。「空手が素晴らしいと世界にアピールできた。歴史に刻んだかな」と、充実感を述べました。
東京五輪の空手男子・形で金メダルを獲得した喜友名諒選手が決勝から一夜明けた7日、「金メダルを獲得できて、ここまでこられたのもたくさんの支えがあったからこそ。五輪の舞台に立てたことに感謝の気持ちでいっぱい」と、感謝の思いを口にしました。
初めて臨んだ五輪決勝の舞台で、「いつも通りそこまでプレッシャーも感じることなく、ワクワクした気持ちで挑むことができた」と、振り返った喜友名選手。「今年の世界選手権で、団体形の優勝、個人の優勝を集中して取りにいきたい。(9連覇中の)全日本選手権も優勝を狙って、先生や仲間たちと稽古に励んで精進していきたい」と、今後を見据えました。
東京五輪で初めて正式競技として採用され、2024年のパリ五輪では実施されない空手。
初代王者となった喜友名選手は、「空手界にとっても大きな一歩になった。出場した選手たちがみんな素晴らしく、みんなで歴史に刻んだかなと思う。空手が素晴らしいと世界にアピールすることができたので、今後も空手が五輪競技として戻ってくると思う」と、期待を込めました。
写真:アフロスポーツ