プロ野球・巨人は２０日、日本ハムから中田翔選手（３２）をトレードで獲得しました。これを受け、巨人の原辰徳監督（６３）が取材に応じ「中田翔という選手すべてのことを共有して進んでいこうと、ジャイアンツでプレーしてもらおうということを決断した」「しっかりと戦いざまを見せてもらいたい。私も、それに対してしっかりとサポートする」と、中田選手への期待を語りました。

以下、主な一問一答

――獲得の経緯
「ジャイアンツでも考えて、中田翔という選手すべてのことを共有して進んでいこうと。ジャイアンツでプレーしてもらおうということを決断しました」

――日本ハム・栗山英樹監督と話は
「１６日に電話かかってきて、（栗山監督は）自分の中では信頼感のある人。彼から相談を受けて、しっかり考えて、共有するという結論に至った」

――中田選手には今後、野球とどう向き合ってほしい
「感謝というものを忘れずに、また新たなチームで大きな希望を持って来てくれた。しっかりと戦いざまを見せてもらいたい。私も、それに対してしっかりとサポートする」

――中田選手への期待と評価
「非常に強い選手の１人。“わっしょいの輪”に加わってくれたのはチーム内においても非常に大きいと思います。チームのリーダーの（坂本）勇人が彼の１つ先輩で、同級生も含めて素晴らしい野球人、社会人がいますので、そこはみんなで早く一員として慣れてもらいたい」

――中田選手とはどんな話を
「『よく来てくれたな』と」

――中田選手の練習の動きや表情を見て
「やっぱり野球というものが彼は好き。水を得た魚のごとく、コンディションも私には良く映りました」