ロッテ鳥谷敬が引退「感謝の気持ちで一杯」
プロ野球・千葉ロッテマリーンズに所属する18年目・鳥谷敬選手(40)が今シーズン限りで引退することを発表しました。
以下、鳥谷選手のコメント全文。
「阪神で16年、ロッテで2年。色々な人と出会い、色々な人に支えていただき、ここまで現役をすることが出来ました。今は感謝の気持ちで一杯です。今シーズン、チームが調子のいい時も悪い時もあった中で、力になることが出来ず、ユニホームを脱ぐことを決断しました。チームがまだ日本一を目指している時期に個人的な事を発表させていただき申し訳ありませんが、ご報告をさせていただきます。この18年間は苦しい時もありましたし、いい時もありました。その時間すべては周りの人の支えがあってのものです。皆様の支えと応援のおかげで試合に出続けることが出来て、プロ野球選手 鳥谷敬の形を作れたのだと思います。感謝しかありません。18年間ありがとうございました」
鳥谷選手は2003年のドラフト自由枠で早稲田大学から阪神に入団。球界を代表するショートとして2005年には阪神のリーグ優勝に貢献。ベストナイン6度、ゴールデングラブ賞6度獲得。2017年9月にはプロ野球史上50人目となる通算2000安打を達成しました。
2019年オフに阪神から自由契約となり、2020年から活躍の場をロッテに。思うような成績を残すことはできませんでしたが若手選手の多いロッテで数々の経験をしてきた鳥谷選手は欠かせない存在となっていました。
また、引退会見の日程は未定となっています。
■鳥谷敬選手プロ通算成績
2243試合 打率.278 2099安打138本塁打830打点131盗塁
(C)千葉ロッテマリーンズ