古江「自分でもびっくり」最終戦首位発進
◇国内女子ゴルフ今季最終戦JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ初日(25日・宮崎CC)
賞金ランキング1位の稲見萌寧選手と、約1700万円差で追う2位の古江彩佳選手。初の賞金女王を争う2人が“直接対決”となる同組で初日に臨みました。
まずスタートの1番で古江選手が見せました。
パー4の第2打をグリーンに乗せると、ボールはピンへと一直線。ピン30cmによせ、さい先良くバーディースタートを切りました。
さらに前半6番・7番・8番を3連続バーディーとすると、前半最後の9番では、長いパットも決め4連続バーディー。7アンダーで前半ホールのコースレコードを更新しました。
勢いに乗る古江選手は後半の10番、パー4の第2打をピンに寄せ、何と5連続バーディーを奪いました。
13番でもスコアを伸ばし初日9バーディー1ボギーで18ホールのコースレコードに並ぶ8アンダー。賞金女王へ単独2位以上が絶対条件となる古江選手は2位と3打差の単独トップに立ちました。
ホールアウト後、「本当に自分でも上がってびっくりでした。賞金女王は意識していないのでこの試合にうまく集中できたかなと思います」と、笑顔で初日を振り返りました。
一方、単独2位以上となれば無条件で賞金女王に決まる稲見選手は3ボギーと苦しむも、最終18番でバーディーフィニッシュ。明日以降、25位タイから更なる巻き返しを目指します。