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春高バレー優勝 駿台エース・佐藤遥斗チームトップの36得点 逆転勝利の要因語る「悔しさを味わってきた」

2023年1月8日 19:41
春高バレー優勝 駿台エース・佐藤遥斗チームトップの36得点 逆転勝利の要因語る「悔しさを味わってきた」
優勝した・駿台学園佐藤遥斗選手(3年)

全日本バレーボール高等学校選手権  8日に決勝が行われ、駿台学園が優勝。エースの佐藤遥斗選手(3年)がチームトップの36得点を挙げ優勝に導きました。

試合後、佐藤選手は取材に応じ、「最後の大会だったので、悔いが残らないように思いっきりやろうとそれだけを思っていた」と語り「苦しい時に支えてくださった人たちや先生、監督やコーチに結果で恩返しすることができてよかった」と喜びをあらわにしました。

試合は相手の鎮西高校に2セット先取される展開。あと1セット取られれば負けてしまう場面でも「自分たちのやってきたことを信じれば負けないと思っていた」と明かし「自分たちのやりたいことやろうと周りにも声をかけていた」と声かけも欠かさずにプレーしていました。

勝利の要因については「1年の春高は準優勝。2年のインターハイも準優勝で最後勝ちきれない悔しさを味わってきた。だからこそ、上がってきたボールを決め切らなければいけないという自覚はあったし、それが決め切れたからこそ決勝で鎮西に勝てたと思う」と語り、エースとしての自覚も見せました。

将来は、日本代表となり世界と戦う選手になりたいと明かした佐藤選手。「ここで終わらず、強い選手のプレーを見て吸収して、まだまだ自分の実力を伸ばしていきたい」と次なる舞台、大学での成長を誓いました。