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「申し訳ないです」男子マラソン山下一貴が12位 途中5位も残り2キロで両足にアクシデント

2023年8月27日 17:06
「申し訳ないです」男子マラソン山下一貴が12位 途中5位も残り2キロで両足にアクシデント
レースを引っ張る山下一貴選手(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
◇第19回世界陸上競技選手権大会9日目 男子マラソン(日本時間27日、ハンガリー・ブダペスト)

世界陸上競技選手権の男子マラソンで山下一貴選手が日本人トップの12位となりました。

東京マラソン2023で日本歴代3位の2時間05分51秒をマークした山下選手。中盤まで先頭集団に食らいつくレース展開で、20キロ過ぎと30キロ過ぎでは、山下選手が先頭に出て集団を引っ張ります。

その後は、先頭から2つ目の8位集団でレースを進め入賞圏内で自身の走りを続けながら、38キロ過ぎには前回オレゴン大会優勝のエチオピアのタミラト・トラ選手を抜いて5位につきます。

しかし、厳しい暑さの中、40キロ過ぎで左足のふくらはぎをおさえ、立ち止まります。それでも、沿道の歓声を受けて走り続け、2時間11分19秒の12位でゴールしました。

レース後、山下選手は「申し訳ないです。入賞できたと思ったんですが、なかなか難しいですね」と話し、「左足のふくらはぎをつってしまって、その後それを気にしながら走っていたら右足もつってきて、いろんなところをつってしまいました」と振り返りました。最後には「また帰ってきます。次はメダル目指して頑張りたいと思います」と世界選手権東京大会への抱負を語りました。

また、日本歴代4位の記録をもつ其田健也選手は2時間16分40秒の35位、西山和弥選手は2時間17分41秒の42位でした。

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