23日に決勝を迎える第105回全国高等学校野球選手権記念大会。決勝に臨む慶応の森林貴彦監督が取材に応じました。

優勝が決まれば107年ぶりとなることについて森林監督は「百何年ぶりというのはあまり聞いたこともないことなので、歴史の重みというか重すぎてちょっとこうピンと来ていないというのが正直なところ」とコメント。それでも、「それだけ長くブランクがあいているところに今のチームで挑戦できているということが最高の喜びです」と力強く語りました。

また、大きな力となっている応援については「どの試合でも応援の力はおおいに感じながら、背中を押されながらやっています」とし、「やはり高校生ですからいろんな心理状態だったり、体調のこともありますけど、あれだけの応援があれば、実力プラスアルファが出ているところもあると思います」と選手たちにとっても大きな力となっていると語りました。

明日の試合については「とにかく自分たちがやれることやるべきことを再確認して、相手を意識しすぎずにやるべきことをやって仙台育英さんにそれをぶつけると、チャレンジするという気持ちで臨んでいきます」と意気込みを語りました。