國學院・中西大翔主将 最後の箱根駅伝はケガで欠場も…「下級生の力を感じられた。総合優勝も夢じゃない」
ケガの影響で箱根駅伝を欠場した國學院大学・中西大翔主将
今年の箱根駅伝で総合4位に入った國學院大学。そのチームの主将を務める中西大翔選手(4年)はけがの影響で出走することは、かないませんでした。1年には4区、2年に2区、3年に4区とこれまで主要区間を走ってきた中西選手。大会後に話を聞くと、走れなかった悔しさと國學院の未来への希望を口にしました。
大会1週間前にアキレス腱の部分に痛みが走ったという中西選手。ギリギリまで走れる準備はしたものの、痛みは最後までひくことはありませんでした。
走れないことが決まったのは、大晦日の朝。
「最初はメンタルにくるものがあって、走れない現実を受け止めきれない部分はありました。けどキャプテンの立場もあるので、僕が落ち込んでいると選手に迷惑をかけるのは明確だと思ったので、自分が落ち込んでいる姿を見せずに全力でサポートに回ろうという風に切り替えました」
自分の悔しさを押し殺し、チームを支えることにすべてを注いでいったキャプテン。
ケガがなければ走る予定だった往路を見て「初めて走らない往路。みんなが頑張る姿を見て、自分も走りたかった思いはありましたけど、全力で走っているみんなが誇らしかった」と、チームメートの頑張りに喜びを感じていました。
復路ではキャプテンとして中継所に駆けより、チームメートを応援。
「7区の上原(琉翔)が部屋っ子(同部屋)で最後まで見届けたいなという思いをありました。9区の坂本(健悟)は、同期で初めての箱根ということで緊張をほぐすためにも顔を出して、リラックスしてくれればなという思いで回りました」
そして今回、主将を欠く中でも4位と戦えるチームを示した國學院。中西主将は誰よりも後輩たちのこれからの走りに期待しています。
「今回4年生だけでなく下級生の力を感じられた箱根駅伝だった。来年以降もしっかり戦えると思いますし、総合優勝も夢じゃないと思います。しっかりと強いチームを目指して頑張っていってほしいと思います」
大会1週間前にアキレス腱の部分に痛みが走ったという中西選手。ギリギリまで走れる準備はしたものの、痛みは最後までひくことはありませんでした。
走れないことが決まったのは、大晦日の朝。
「最初はメンタルにくるものがあって、走れない現実を受け止めきれない部分はありました。けどキャプテンの立場もあるので、僕が落ち込んでいると選手に迷惑をかけるのは明確だと思ったので、自分が落ち込んでいる姿を見せずに全力でサポートに回ろうという風に切り替えました」
自分の悔しさを押し殺し、チームを支えることにすべてを注いでいったキャプテン。
ケガがなければ走る予定だった往路を見て「初めて走らない往路。みんなが頑張る姿を見て、自分も走りたかった思いはありましたけど、全力で走っているみんなが誇らしかった」と、チームメートの頑張りに喜びを感じていました。
復路ではキャプテンとして中継所に駆けより、チームメートを応援。
「7区の上原(琉翔)が部屋っ子(同部屋)で最後まで見届けたいなという思いをありました。9区の坂本(健悟)は、同期で初めての箱根ということで緊張をほぐすためにも顔を出して、リラックスしてくれればなという思いで回りました」
そして今回、主将を欠く中でも4位と戦えるチームを示した國學院。中西主将は誰よりも後輩たちのこれからの走りに期待しています。
「今回4年生だけでなく下級生の力を感じられた箱根駅伝だった。来年以降もしっかり戦えると思いますし、総合優勝も夢じゃないと思います。しっかりと強いチームを目指して頑張っていってほしいと思います」