元櫻坂46・菅井友香 広末涼子、桐谷美玲から受け継ぐ大役 アイドル時代に培った度胸で挑む
『幕末純情伝』は、2010年に亡くなった名劇作家・つかこうへいさんの作品。"新撰組の沖田総司が実は女だった"という着想の元、幕末の京都を舞台に、若き志士たちの戦いと恋を描いた物語です。
主人公・沖田総司を演じる菅井さんは、2022年11月のグループ卒業後初となる舞台出演。3年前には、舞台『飛龍伝2020』で主人公の神林美智子役を務めており、これでつかこうへい作品の"二大ヒロイン”といわれる両役を演じることになりました。
両方の役を演じたのは、広末涼子さん、桐谷美玲さんに続いて3人目。これについて菅井さんは「作品自体も長く愛されてきた大切な作品ですし、そうそうたる方々がつないでこられたから、その責任というものも感じていて、しっかりと今回お届けして、また続くように役目を果たせるように精一杯努力したい」と意気込みを語りました。
■初挑戦の殺陣に「乗馬で鍛えた下半身が生きるといいなと」
今回、殺陣に初挑戦する菅井さんは「最初は持ち方とか、抜刀、納刀もわからなくて、上手に出来なくて苦戦したんですけど、今はすごく楽しく稽古しています。結構グッと膝を曲げて、腰を入れなきゃいけないんですけど、今まで乗馬を10年習ってきたので、その鍛えた下半身が生きるといいなと思ってやってます」と、自信をのぞかせました。
また、“アイドル時代の経験が生きることは?”と質問されると「度胸」とコメント。この日も「(開始時間を)間違えて3分前までサンドイッチを食べてたんですけど、気づいたらドタバタと始まってしまって」というミスに、アイドル時代に培った度胸で、動揺せず稽古に臨んだことと明かしました。
菅井さんは「何かアクシデントが起こっても、なんとかできるっていう、いろんな経験は(アイドル時代に)出来たかなと思うので、全てを生かして仲間を大切にしながら、頑張りたいなと思います」と笑顔を見せました。