身延山久遠寺で「御年頭会」と「曳馬式」新年の伝統行事で1年の平穏祈る 山梨
日蓮宗の総本山、身延山久遠寺で13日、新年の伝統行事「御年頭会(おねんとうえ)」と「曳馬式(ひきめしき)」が行われました。
「御年頭会」は身延山の新年の祝賀行事で、日蓮聖人の年始めの月命日にあたる1月13日に行われています。
法要に出席した僧侶や信徒は静かに手を合わせ、世界平和や今年1年の平穏を祈っていました。
参列した人は
「やっぱり早く戦争が終わって災害が起こらなければいいなと。それだけですね」
法要が終わると「曳馬式」が行われ、色鮮やかな装具を付けた2頭の馬が与えられたニンジンを食べた後、境内を練り歩きました。
訪れた人は
「初めて見たので貴重な経験。ついていたなと思いました」「家族みんなが健康であることを望みます。平穏無事でいられるのが一番いいかなと思います」
訪れた人は馬が歩く様子を写真に収めるなどして、古式ゆかしい伝統行事に見入っていました。
最終更新日:2025年1月13日 16:32