福井は魅力ある観光スポットが点在 「二次交通の充実を」 関西の経済界がアドバイス
新幹線県内開業から1年が過ぎたのを契機に、福井経済同友会などは25日、今後の地域活性化やインバウンドの推進に向けて関西経済同友会のメンバーらと意見を交わしました。
この意見交換会は、福井経済同友会をはじめ、坂井市三国町でオーベルジュなどを手がけるActibaseふくいなどが開きました。
新幹線開業後の観光客の動向を踏まえ、関西経済同友会のメンバーからは、福井の観光地が駅から離れて点在しているとして、二次交通を充実させる必要があるという意見が出されました。
■福井経済同友会 交流人口観光促進検討委員会 佐野俊和委員長
「観光については、福井は魅力的なコンテンツがあるので、きちんとしたプロモーションを丁寧に行えば、十分に人が来るはずという意見をもらったのはとても励みになった」
このほか、地域の歴史や文化を掘り起こして、その魅力をもっと発信すべきといった意見も出され、福井経済同友会では、今回得られた知見をもとに、福井の地域活性化につなげていく方針です。