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ワシントン条約会議開幕 マグロ取引が焦点

2010年3月14日 9:06

 絶滅の恐れがある生物の国際取引を規制するワシントン条約の締約国会議が13日、カタールの首都・ドーハで開幕した。最大の焦点となる大西洋・地中海産クロマグロの国際取引禁止の提案については、17日以降に採決が行われる予定。

 提案の可決には全投票数の3分の2以上の賛成が必要とされる。大西洋・地中海産クロマグロの国際取引禁止の提案にはアメリカやヨーロッパ連合(EU)などがすでに支持を表明しており、反対する日本は厳しい立場に置かれているが、採決の直前まで各国の説得を続ける構え。