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選挙制度改革 抜本改革の検討を付則に

2011年11月15日 1:38
選挙制度改革 抜本改革の検討を付則に

 衆議院の選挙制度改革をめぐって、民主党は自民党以外の野党が求める「抜本改革」の検討を、今国会に提出する法案に「付則」として盛り込む妥協案を15日の協議で提案する方針を固めた。

 衆議院の選挙制度改革をめぐっては、民主党と自民党が「まず一票の格差を是正する法案を、今の国会で成立させたい」と主張している。しかし、その他の党は「選挙制度の抜本改革をあわせて議論すべきだ」と主張し、議論が平行線をたどっていた。こうした事態を打開するため、民主党は一票の格差を是正する法案の「付則」に、現行の小選挙区比例代表並立制を見直す「抜本改革も検討する」との内容を盛り込むことを15日の協議に提案する方針を固めた。

 民主党は今週中に合意したい考え。