民主党、臨時給付金を「バラマキ」と追及
19日の参議院予算委員会で、野党側が、所得の低い高齢者への臨時給付金より子育て世帯への支援を優先すべきと迫ったのに対し、安倍首相は「すでに支援は行っている」と反論した。
民主党の斎藤嘉隆議員は、子育て世帯の方が消費性向が高く景気の下支え効果があるとして、臨時給付金はバラマキだと追及した。
斎藤議員「子育て世帯の方が消費性向が高いんですよ、高いんですよ。もし景気の下支え効果をしっかり狙っていくならば、子育て世帯も含めて、さらに手厚い対応をしていくべきだと思います。やはりこれはバラマキです」
安倍首相「子育て世帯につきましては、今回の補正予算、そして本予算において7000億円の対応を、幅広い支援を行っていくことを決めているわけです」
これに対し、斎藤議員は臨時給付金を撤回するよう求めた。
参議院予算委員会では19日午後、今年度補正予算案の採決が行われる見通し。