駐ジブチ大使に大塚海夫氏 自衛隊出身で初
政府は11日の閣議で、大塚海夫・元防衛省情報本部長を駐ジブチ大使に任命することを決定しました。自衛隊出身者が大使に任命されるのは初めてのことです。
大塚氏は1983年に防衛大学校を卒業し、海上自衛隊に入隊。護衛艦の艦長や練習艦隊の司令官などを歴任し、去年12月に退官していました。
戦前は旧日本軍の出身者が大使になる例はありましたが、自衛隊出身者が特命全権大使に任命されるのは初めてです。
河野防衛相は「様々なバックグラウンドの方が適材適所で任命されるのは好ましいことだ」としています。