高層マンション急増する中、地震に備えた“実践的な防災訓練”実施
近年、高層マンションが急増する中、地震に備えた実践的な防災訓練が行われました。
東京・中央区にある43階建ての超高層マンションで2日に行われた訓練では、玄関前に色の付いたカードを表示して各部屋の安否確認が行われたほか、地震でエレベーターが使えなくなると想定し、歩いて最上階まであがりました。
参加者「自分たちくらいの年齢なら大丈夫だと思うけど、これがもっと高齢になっていくと上るのは10階でもきついのでは」
さらに、実践的な取り組みとして、バルコニーで隣の住居との間を仕切るボードを実際に割ってみる体験も行われました。
参加者「私とかまだ子どもでできないかなと思ったけど、うまくできて良かったです」「こんなに簡単にあくとは思っていなくて、あけないといけない状況に至ったときにやったこと無いと不安になると思うので、こういう経験ができるのはすごく良いこと」
マンションの管理会社は、実践的な防災訓練を通じて住民の防災意識を高めていますが、今後は周辺の高層マンションにも呼びかけて地域全体で取り組みたいとしています。