今シーズン初の国際クルーズ客船「ル・ジャック・カルティエ号」寄港 知事や市長らが参加し歓迎セレモニー 全長約131メートル、115人乗船のエレガントなフランス船 鳥取県境港市
今シーズン初めて国際クルーズ客船が鳥取県境港市の境港に寄港し、3月25日に歓迎のセレモニーが行われました。
境港に寄港したのは、全長約131メートル、115人が乗ったフランス船籍の「ル・ジャック・カルティエ号」です。今シーズン初めてとなる国際クルーズ船の寄港となりました。3月25日は、船内で歓迎セレモニーが行われ、鳥取県の平井伸治知事や境港市の伊達憲太郎市長などがクルーズ客船の船長などに記念品や花束を渡し、盛大に歓迎しました。
ル・ジャック・カルティエ号 クリストフ・ドュプイ船長
「(境港は)とても美しい地域だと思っています。皆さまとても温かい歓迎をしていただいて感謝しています。とても良い(シーズンの)スタートではないかと思っています」
鳥取県 平井伸治 知事
「今年もこうして、ル・ジャック・カルティエなど新しい船もたくさん来ますし、とても増えてきたと思います。もうすぐ、コロナ前の水準に戻ると思いますが、是非ともプロモーションをさらに強めてこのチャンスを活かしていきたい」
また、3月25日はクルーズ船の船内も特別公開されました。全体がフランスならではのエレガントなデザインでプールのほかにレストランが3か所。シアタールームのほか、海底の魚などを見ることが出来る水中ラウンジや、2つのバーが完備されるなど豪華客船となっています。
境港管理組合によりますと、今シーズンの国際クルーズ船の寄港は、すでに去年より13隻多い44隻の予約が入っているということです。ル・ジャック・カルティエ号は、乗客が境港周辺の観光を楽しんだ後、25日午後5時に金沢港に向けて出港しました。