原爆により被爆しながら多くの人を救護し 平和のメッセージを発信し続けた医師・永井隆のパネル展 島根県雲南市
中海・宍道湖圏域にある神社や寺でつくる団体が島根県雲南市で世界平和を祈念しました。
出雲大社や一畑寺、大山寺など中海・宍道湖圏域にある20の神社・仏閣では、宗教や宗派を超えて、世界平和の祈願祭を毎年開催しています。島根県雲南市の峯寺で行われた今年の祈願祭。その中では、平和のメッセージを発信し続けた雲南市ゆかりの医師・永井隆のパネル展も開かれました。
1908年に生まれた永井隆は、幼少期を雲南市で過ごし長崎県で医師として活躍。原爆を投下された際に被爆しながらも、多くの人の救護にあたり、平和の大切さを訴えてきました。
雲南市市制施行20周年記念 永井隆顕彰委員会 吉山治 委員長
「我々の地域には、永井隆博士という方がいるということをもっと多くの方に知っていただきたいなと思っています」
今回はこのパネル展のほか、永井隆の育った家などを訪問するツアーも行われたということです。