使用済み核燃料 来年度の搬入を認める考え示す一方で稼働しない状況が長引く場合は…
来年度むつ市の中間貯蔵施設に運び込まれる計画の使用済み核燃料について、宮下知事は安全に操業できる環境と判断しキャスク2基の搬入を認める考えを示しました。
★宮下知事
「今年度安全な環境の中で搬入が行われ貯蔵されている 来年度も(使用済み核燃料のキャスク)2基ということで極めて当初の計画よりは少ないですが、ことしの実績を見ると安全に操業ができるだろうと」
県はまいとし次の年度の搬入にあたり中間貯蔵施設が安全に操業できる環境かどうかを判断することにしていて、できないと判断した場合、施設の外へ搬出するなど必要な措置を取ることを事業者と約束しています。
その上で宮下知事は搬出先とされている六ヶ所再処理工場が稼働しない状況が長引く場合などは、核燃料を受け入れない可能性も示唆しました。
中間貯蔵施設の中長期的な搬入計画については、引き続き早期の提出を求める考えを示しました。