競泳・19歳本多灯 瀬戸に勝ち五輪内定
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6日、東京アクアティクスセンターで競泳の日本選手権4日目が行われ、19歳・本多灯(ともる)選手が男子200mバタフライ決勝に出場しました。
最初の50mは5位と出遅れるも、その後追い上げ、150mのターンでは3位まで追い上げます。ラスト50mでは日本記録保持者・瀬戸大也選手を抜き1分54秒88で優勝。五輪派遣標準記録(1分56秒25)も突破し、初の五輪内定を勝ち取りました。
一方、2位に入った瀬戸大也選手も五輪派遣標準記録を突破し、五輪内定を決めました。
本多選手はレースを振り返り、「本当にうれしいです。僕の強みは最後の50メートル。最後かわせればと思っていた。本当にうれしいの一言です。オリンピックは夢の舞台なので、その夢の舞台で、もっと会場を沸かせられるように、日本中、世界中をあっと言わせられるようなレースをしていきたいなと思っています」と喜びをかみしめました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ