下山田培がアジア王者に グレコ67キロ級
レスリングのアジア選手権が14日、カザフスタンのアルマトイで行われ、グレコローマン67キロ級で警視庁の下山田培選手が決勝に出場しました。
第1ピリオドは0-7とリードされた下山田選手。セコンドについていた監督から、「おまえなら7点取られても絶対にいける」と言われ奮起します。
すると、第2ピリオドにテイクダウンなどを決めて7-7の同点に。そして最後は胴タックルからそのまま相手を倒す形になり、フォール勝ちを決めました。
「きのう塩谷選手が日本最年少で優勝してくれて、いい流れが出来ていた。あと須崎優衣選手のファンなので彼女がいい結果を出してくれて頑張る気持ちになった。(今後は)何があるかわからないですけど(世界予選に)急きょ行くことになってもいいように準備しておきます」と試合後、笑顔で話しました。
そのほかに、60キロ級でレスターホールディングスの鈴木絢大選手、72キロ級で堀江耐志選手、そして82キロ級で向井識起選手が銅メダルを獲得しています。
写真提供:日本レスリング協会