スポーツで活躍し県民に感動 スポーツ賞の表彰式 鈴木優花選手やペッカーズなどが受賞 気持ち新たに次のステージへ 秋田県
今年度、スポーツで活躍し、県民に感動を与えた個人・団体をたたえる、各スポーツ賞の表彰式が、23日、秋田市で行われました。
表彰を受けて、気持ちを新たにした選手たちは、新たなステージでの活躍を目指します。
今年度、全国大会などで優れた成績を収めて、県のスポーツ振興に貢献した選手たち。
「秋田県スポーツ賞」を受賞したのは、個人61人と17の団体です。
特別賞には、去年8月のパリオリンピック女子マラソンで力強い走りを見せ、初出場ながら堂々の6位入賞を果たした鈴木優花選手が選ばれました。
県民に感動を与えた選手をたたえる「人見スポーツ賞」の団体は、JR東日本秋田バスケットボール部ペッカーズが受賞しました。
企業チームや社会人チームが日本一を争う「全日本社会人プレミアムチャンピオンシップ」で、2年連続3回目の優勝を果たしています。
国民スポーツ大会で活躍した選手をたたえる「畠沢国民スポーツ大会賞」の個人には、レスリング少年男子で優勝した山鹿辰士選手が輝きました。
24日は代理で、秋田商業レスリング部の宮原崇監督が受け取りました。
宮原監督自身も、山鹿選手をはじめ優れた選手を輩出してきたことを評価され、「蒔苗スポーツ指導者賞」を受賞しています。
将来性が認められる選手に贈られる「辻ジュニアスポーツ大賞」は、レスリングで全国優勝した浦田沙椰選手が個人で。
団体では、フェンシングで全国準優勝の秋田市ジュニアフェンサーズ、それに、軟式野球で全国3位の秋田市の桜中野球部が受賞しました。
早坂弦一郎 選手(山王中3年)
「努力が報われた気持ちがします」
「勝つために毎日欠かさずにコーチと1対1で練習したことです」
吉田晴斗 選手(桜中3年)
「受験とかもあって、練習しにくかったりした時もあったけど、できる限りの時間を頑張って練習しようと思って、毎日練習しました」
船木海琉 選手(桜中3年)
「私の今後の目標は、全国の大会でベストエイトに入ることです」
「そのために頑張っていきたいことは、仲間と声をかけあいながら、目標を持ち、取り組んでいきたいです」
浦田沙椰 選手(追分小5年)
「この賞を取るために、試合でたくさん勝てるように練習をたくさんしたことです」
「来年も同じ賞を取れるように頑張りたいです」
鈴木優花 選手
「栄誉ある賞をいただけて、感謝の気持ちでいっぱいというところと、引き続きやっぱりこの賞をいただいたからには、今後も結果を出せるように頑張りたいという気持ちが、いま、わいてきています」
「ロサンゼルスオリンピックでマラソン代表として出場して、メダルを獲得することが目標です」
このほか、「人見スポーツ賞」の個人は、パリオリンピックバドミントン女子ダブルスで銅メダルの志田千陽選手が。
「畠沢国民スポーツ大会賞」の団体は、先月鹿角市で開かれた国民スポーツ大会冬季大会のスキー女子総合で準優勝した、県の女子チームが受賞しました。
表彰を受けて、気持ちを新たにした選手たち。
次のステージに向けて、すでにスタートを切っています。