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映画『敵』の吉田大八監督 アジア・フィルム・アワードで最優秀監督賞を受賞 「最高に恵まれた体験」

2025年3月17日 12:25
映画『敵』の吉田大八監督 アジア・フィルム・アワードで最優秀監督賞を受賞 「最高に恵まれた体験」
『第18回アジア・フィルム・アワード』で最優秀監督賞を受賞した吉田大八監督
映画『』の吉田大八監督が16日、『第18回アジア・フィルム・アワード(AFA)』の授賞式に出席し、最優秀監督賞を受賞しました。

『アジア・フィルム・アワード』は、2007年から開催されていて、“アジア全域版アカデミー賞”とも言われています。吉田監督の受賞は、2023年、2024年の是枝裕和監督の受賞に続き、3年連続日本人監督受賞となりました。

審査委員長のサモ・ハンさんからトロフィーを授与された吉田監督は「みなさんと同じように僕も驚いています」と壇上でコメント。続けて、筒井康隆さんの原作を映画化したことについて「僕が若い時から愛読していた筒井康隆先生の小説を映画化するという幸運に恵まれ、それを信頼できるスタッフたち、素晴らしい俳優たちと一緒に作り上げるという、監督としては最高に恵まれた体験でした。その上でこんな素晴らしい賞までいただいて、これ以上の喜びはありません」と話しました。

また受賞後の記者会見で、「この映画に関わったすべてのスタッフとすべての俳優たちに感謝したい。みんなで受賞を喜び合いたい。せっかくこのような賞をいただいたので、アジアのみなさんに見ていただけるような映画をひとつでも多く作っていけたらいいなと思います」と話し、共にレッドカーペットを歩いた、長塚京三さんや瀧内公美さん、宮本茉莉さんらと共に喜びを分かち合いました。

最終更新日:2025年3月17日 12:25
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