魚ごとに合わせた“刺身しょうゆセット”が知事賞に「県の特産品新作展」新作12商品が受賞《長崎》
この1年に発売された中から選ばれた「県の特産品新作展」の表彰式が、長崎市で行われました。
農産や水産加工品やスイーツなど12の新作が受賞しています。
お土産にもぴったり。
佐世保の銘菓「九十九島せんぺい」の粉末にピーナッツを合わせたフィナンシェ。
平和の象徴である折り鶴をプリントしたTシャツも。
事業者の商品開発の意欲を促すことを目的に毎年開かれている「県特産品新作展」。
今年度は、農産や水産加工品など5つの部門と、長崎を代表する手土産にふさわしい「ながさき手みやげ大賞」のあわせて12の商品が受賞しました。
(大石知事)
「(受賞は)長年にわたる努力と研鑽(けんさん)のたまもの。
長崎の食や歴史、文化といった多彩な魅力を発信する点についても引き続き、お力添えいただければ」
知事賞を受賞したのは、対馬市でしょうゆの製造、販売を行う「つしま総本舗
」の “魚種別さしみ醤油セット” です。
マグロにはショウガを効かせたり、イカには昆布やアオサのうまみを加えるなど、それぞれの特徴に合わせた刺身しょうゆをセットにしています。
(つしま総本舗 佐須番頭 福田 有希さん)
「長崎県は魚種が豊富なので、魚ごとにあった味の刺身醤油ができたらと思い、開発した。観光客が多いので、ぜひお土産として買ってもらえたら」
受賞した商品は、長崎市の浜屋百貨店8階催事場で来月1日から開かれる「ふるさと長崎大物産展」で販売されるということです。