×

「警視庁遺失物総合センター」かたる自動音声 特殊詐欺の予兆電話が相次ぐ《新潟》

2025年3月25日 8:50
「警視庁遺失物総合センター」かたる自動音声 特殊詐欺の予兆電話が相次ぐ《新潟》

新潟県五泉市で、警視庁をかたった自動音声による特殊詐欺の予兆電話が相次いでいます。

警察によりますと、25日、五泉署管内で市民から特殊詐欺の予兆電話の相談が、相次いであったということです。
予兆電話は自動音声ガイダンスで、「警視庁遺失物総合センターです。落とし物について重要なお知らせがあります。このままお聞きする場合は『1』を押してください」などと流れてくるものです。相談した市民は不審に思って電話を切ったため、その後の内容はわからないということです。

警察は、「警察が音声ガイダンスを使用して電話することはありません」と注意を呼びかけています。
また、被害防止のポイントを以下にまとめ、発表しています。

【被害防止のポイント】
・実在する警察本部や警察署の電話番号を着信に表示させる、オレオレ詐欺の電話が増えています。

・このような電話は一旦切って、#9110の警察相談ダイヤルに電話するか、自分で調べた電話番号にかけ直して確認しましょう。

・留守番電話機能の設定や防犯機能付き電話機の導入など、犯人からの電話を受けない対策をお願いします。

・不審な電話は取り合わず、電話を切断して、すぐに家族や最寄りの警察署に相談してください。

最終更新日:2025年3月25日 8:50
おすすめ