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【高校野球】早稲田実・聖光学院・浦和実がベスト16進出 投打の活躍や甲子園初勝利も<センバツ5日目>

2025年3月22日 21:00
【高校野球】早稲田実・聖光学院・浦和実がベスト16進出 投打の活躍や甲子園初勝利も<センバツ5日目>
早稲田実、聖光学院、浦和実がベスト16進出
◇第97回選抜高校野球 5日目 (22日、甲子園球場)

第1試合は、2年ぶり29回目の出場となる高松商(香川)と8年ぶり22回目の出場となった早稲田実(東京)が対戦。

早稲田実は先発・中村心大投手(3年)が投打で活躍を見せます。2回、中村投手と五木正剛選手(3年)のタイムリーで2点を先制すると、4点リードで迎えた9回には、喜沢駿太選手(3年)と中村投手の2者連続タイムリーでさらに3点を追加しました。4打数4安打の活躍を見せた中村投手は、投げては「8回8奪三振1失点」の好投。早稲田実は「8-2」で快勝しました。

第2試合は、3年ぶり7回目の出場となる聖光学院(福島)と2年ぶり6回目の出場となった常葉大菊川(静岡)の対戦。

この試合は投手戦の展開となり、9回を終えた時点でスコアは「0-0」。今大会初のタイブレークに突入します。両者譲らず「3-3」で迎えた12回表、聖光学院は管野蓮投手(3年)が常葉大菊川打線をライトフライ、併殺打に打ち取ります。その裏、管野投手がライト前ヒットで1アウト1、3塁のチャンスを作ると、鈴木来夢選手(3年)の犠牲フライでサヨナラ勝ち。聖光学院が2回戦進出を決めました。

第3試合は、8年ぶり3回目の出場となった滋賀学園(滋賀)と初出場・浦和実(埼玉)の対戦。

両チーム無得点で迎えた5回表、浦和実は2アウト1、3塁のチャンスを迎えると佐々木悠里選手(3年)のセンター前タイムリーで先制に成功します。なおも2アウト満塁のチャンスで、三島陽之介選手(3年)がレフト前に放ったタイムリーで2点を追加。「3-0」とリードを広げます。投げては、石戸颯汰投手が9回115球を投げ無失点ピッチングで滋賀学園打線を完封。浦和実は、学校の歴史にセンバツ初出場&初勝利を刻みました。

大会6日目は、日本航空石川(石川)と東海大札幌(北海道)による1回戦の最終試合を実施。第2試合からは2回戦がスタートし、大谷翔平選手や菊池雄星投手らメジャーリーガーを数多く輩出する花巻東(岩手)、前回大会王者・健大高崎(群馬)など注目校が続々登場します。

▽大会日程
〈1日目〉
二松学舎大付(東京) 3-2 柳ケ浦(大分)
花巻東(岩手) 10-2 米子松蔭(鳥取)
健大高崎(群馬) 3-1 明徳義塾(高知)

〈2日目〉
敦賀気比(福井) 15-0 滋賀短大付(滋賀)
横浜(神奈川) 4-2 市和歌山(和歌山)
沖縄尚学(沖縄) 6-3 青森山田(青森)

〈3日目〉
西日本短大付(福岡) 6-0 大垣日大(岐阜)
山梨学院(山梨) 5-1 天理(奈良)
東洋大姫路(兵庫) 7-2 壱岐(長崎・21世紀枠)

〈4日目〉
広島商(広島) 10-2 横浜清陵(神奈川・21世紀枠)
エナジックスポーツ(沖縄) 8-0 至学館(愛知)
智弁和歌山(和歌山) 6-0 千葉黎明(千葉)

〈5日目〉
早稲田実(東京) 8-2 高松商(香川)
聖光学院(福島) 4-3 常葉大菊川(静岡)
浦和実(埼玉) 3-0 滋賀学園(滋賀)

〈6日目〉
日本航空石川(石川) - 東海大札幌(北海道)
二松学舎大付(東京) - 花巻東(岩手)
健大高崎(群馬) - 敦賀気比(福井)
最終更新日:2025年3月22日 21:00
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