民進党代表選 安保関連法への対応に違い
民進党の代表選挙に立候補した3人の候補者は7日、長野市で討論を行った。去年成立した安全保障関連法への今後の対応について、考え方の違いが浮き彫りとなった。
蓮舫代表代行「安保法制、私は反対です。立憲主義を間違っている。白紙撤回するべきだと思っています」
前原元外相「日米同盟という観点に立てば、アメリカとしっかり話をする中で、その実現のために努力をするという柔軟さは持つべきだと」
玉木衆院議員「明らかに憲法違反になるようなところだとか、自衛隊の任務が明らかに危険にさらされるようなところを、具体的な修正案として提案していくのが、今になっては現実的かなと」
蓮舫氏が、政権交代した際には安保関連法の白紙化を主張したのに対し、前原氏と玉木氏の意見は部分的な修正にとどまり、考え方の違いが浮き彫りになった形。