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被災前から利用客1日1人以下 鉄道で復旧のJR肥薩線3駅廃止で合意

2025年3月25日 10:49
被災前から利用客1日1人以下 鉄道で復旧のJR肥薩線3駅廃止で合意
熊本県・亀崎直隆副知事
熊本豪雨で被災したJR肥薩線の八代~人吉の復旧について、県と地元の市町村が瀬戸石、海路、那良口の3つの駅を廃止する案で合意しました。

県と地元の市町村で作るJR肥薩線再生協議会は人吉市で会合を開き、鉄道での復旧でJR九州と基本合意した八代~人吉の駅の配置について話し合いました。その結果、被災前の利用客数がいずれも1日1人以下の八代市の瀬戸石駅、芦北町の海路駅、球磨村の那良口駅の3つの駅を廃止することで合意しました。

■熊本県・亀崎直隆副知事
「拠点性と賑わい創出というふたつの観点からそれぞれの駅について整理検討してきたところですが、この3駅についてはなかなか利用が見込めないということから廃止になりました」

駅が廃止される市町村は。

■球磨村・松谷浩一村長
「いちばんの目的はやはり肥薩線の復旧ですのでそれを考えると今回の判断はやむを得ないのかなと思います」

■八代市・中村博生市長
「JR、県と、八代市も含め丁寧に説明していただきたい」

熊本県は3つの駅の廃止をJR九州に伝え、年度内の最終合意にこぎつけたい考えです。

最終更新日:2025年3月25日 10:49
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