石川・珠洲市で世界的な建築家・坂(ばん)茂さんが手掛けた仮設住宅整備進む
世界的な建築家・坂(ばん)茂さんが設計を手掛けた木造の仮設住宅の整備が珠洲市で進んでいます。
珠洲市宝立町に建てられた木造2階建ての仮設住宅。
こちらには合わせて135戸分が整備される予定で、これまでに60戸分が完成しています。
設計を手掛けたのはこれまでも被災地の住環境の改善などに取り組んできた建築家の坂(ばん)茂さん。
釘や接着剤を使わない素材を用いて建てられていて、住み心地がよく、通常の入居期間を過ぎても解体せずに住み続けることができます。
■坂(ばん)さん
「これから日本の仮設住宅を変えていくべきだと思っている。そのいい例になったと思う」
坂さんが設計を手掛けた仮設住宅は、輪島市でもおよそ30戸分が整備されるということです。